コンサート詳細情報

コンサート名


【スイーツタイムコンサート】
浜野与志男 ピアノコンサート

演奏者・グループ名


浜野与志男(ピアノ)

プロフィール

 

繊細さと雄大さを自由に往来(2011 年毎日新聞掲載記事より)

本選で弾いたプロコフィエフの協奏曲第2番は独奏部分が延々と続く。デュナーミク(強弱法)の幅を大きく、輝く高音と深い低音の音色の違いを際立たせて圧倒した。この個性的な曲はめったに取り上げられない。日本音コンでは第77回で入江一雄が初めて弾いて、優勝した。
「そのとき聴いて感激し、いつか自分も弾こうと思いました。プロコフィエフが友人のレクイエムとしての気持ちや、ロシアがどこへ行くのか当時の社会危機への思いを込めて書いたので、東日本大震災以降の今の日本で実感をもって弾きました」 父が日本人、母がロシア人。「やはりプロコフィエフ、スクリャービン、ラフマニノフ、シュニトケなどロシア音楽が好き。血なんでしょうね」 完全なバイリンガルだ。「近いことは日本語で思い、将来の人生など先のことは、ロシア語で考える。どうしてなのかは分かりませんが。本は日本語で大江健三郎を読み、ロシア語では『罪と罰』に感動しました。ロシアは家族や近しい人には心が広いけれど他人には冷たい。日本人は社会的な協調性が高いので好きです」演奏も日本的な繊細さとロシア的雄大さを自由に行き来している。

 

浜野与志男(ピアノ)

1989年東京生まれ。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、2011年12月現在、同大学ピアノ専攻在学中。2012年4月より同大学大学院音楽研究科進学予定。現在は岡田敦子、エレーナ・アシュケナージ、御木本澄子の各氏に師事。2011年12月から2012年2 月、文化庁新進芸術家海外研修制度により米カトリック大学にてニキータ・フィテンコ氏に師事。
第5回アレムダル・カラマーノフ国際ピアノコンクール(2005)優勝、第2回 野島稔・よこすかピアノコンクール(2008)最高位、ロンドン国際音楽コンクール・ピアノ部門最高位(2010)、第12回ロシア音楽国際ピアノコンクール第2位およびロシア音楽最優秀演奏賞(2011)。2011年10月、第80回日本音楽コンクールにて第1 位ならびに岩谷賞(聴衆賞)ほか受賞。「アムステルダム運河」音楽祭(2003)、音楽祭「ロシアにおける春」(2007)、日本・ロシア音楽家協会「サウンド・ルート2008日本⇔ウクライナ」、「RED SQUARE FESTIVAL」(モスクワ、2011)などの音楽祭に出演。大友直人指揮・東京交響楽団や山田和樹指揮・藝大フィルハーモニア(プロコフィエフ作曲ピアノ協奏曲第2番)、ロシア国立チャイコフスキー四重奏団、ウィーン・ラズモフスキー四重奏団との共演をはじめデュオ・室内楽・協奏曲等の共演多数。
これまでに東京、ロンドン、モスクワ、ビシケクにて定期的にリサイタルを開催し好評を博す。兼重稔宏氏と共に『ルネサンス プロジェクツ ワールドワイド』(www.rpw.jp)として毎年開催するチャリティ・コンサート・シリーズや東日本大震災被災地での演奏活動など、自主企画公演にも積極的に取り組む。2012 年、CHANEL Pygmalion Days 参加アーティスト。シャネル・ネクサス・ホール公演情報等は、
www.chanel-ginza.com/nexushall/pygmalion/

曲目


チャイコフスキー:ドゥムカ ロシアの農村の情景 作品59
ショパン:バラード 第4 番 へ短調 作品52
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
ラフマニノフ:
 前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2『鐘』
 前奏曲集 作品23 より 第5 番 ト短調
            第6 番 変ホ長調
 ピアノ・ソナタ 第2 番 変ロ短調
       作品36(1913 年初版)

その他


公演チラシ    公演チラシ(裏)

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