コンサート詳細情報

コンサート名


名古屋マーラー音楽祭 特別企画
悪女?!それともミューズ?!
アルマ・マーラー前歌曲作品を聴く

演奏者・グループ名

 

悪女? ミューズ? いいえ、私は作曲家です。

グスタフ・クリムト、アレクサンダー・ツェムリンスキー、ヴァルター・グロピウス、オスカー・ココシュカ、フランツ・ヴェルフェル……、美術、音楽、建築、文学の輝かしい才能を持った人々を次から次へと魅了し、また、彼らに深い苦悩を与えた女性として知られるアルマ・マーラー。しかし、それらの人々とは全く比べものにならない大きなものを与え合った相手がグスタフ・マーラーであった。アルマ抜きでマーラーは語れないし、マーラー抜きでアルマは語れない。それでは、アルマが残した歌曲もそうなのか。それが意外なほどマーラーからは遠いところにある。はるかに繊細ではるかに微妙な音楽が息づいている。それをぜひとも実感していただきたい。
前島 良雄 

 

前島良雄(音楽評論家、翻訳家、予備校講師)

1955 年名古屋生。主著:『マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来』(アルファベータ)、その他『ことばはちからダ! 現代文キーワード』(河合出版)など多数。主要訳書:C・フローロス『マーラー交響曲のすべて』(藤原書店)など。また、コンサートプログラムの解説なども多く手がけている。

 

前島真理(翻訳家、音楽・医療ライター、英会話講師)

1961年名古屋生。クローン病患者、またアロマセラピストの立場での講演も多い。主要論文:「マーラーとアルマ」(映画『マーラー 君に捧げるアダージョ』オフィシャルブック)。主要訳書:J・ゴメス『クローン病 増えつづける現代の難病』(藤原書店)など。現在マーラーの『妻への全書簡(仮)』翻訳中。 

 

飯田みち代(ソプラノ)

京都大学教育学部教育心理学科卒業。日伊コンコルソ金賞、声楽を故引田リエ子、M.ランティエリ、S.ギオーネ、V.シュラバートに指事、オペラはC.スタニシェフ、C.オカルント、K.ブッシュに、歌曲をD.ルッツに指導を受けた。飯塚音楽コンクール大賞他多くのコンクールで受賞、また、愛知県芸術文化選薦を受賞した。日本人離れした容姿と声を生かしてオペラのレパートリーは広く、ヴェルディの椿姫のヴィオレッタ、プッチーニのラ・ボエームのミミとムゼッタなどといった古典的オペラから、リヒャルト・シュトラウスのナクソス島のアリアドネのツェルビネッタなどの後期ロマン派やベルクの『ルル』のルル役(日本初演)などの12音技法や間宮芳生の夜長姫と耳男の夜長姫などの無調のものまである。近年はサントリー音楽財団創設40周年記念公演村上春樹原作・望月京作曲オペラであるパン屋大襲撃でもヒロインを日本初演し、琵琶湖ホールの『ルル』でも、『歌唱力抜群で、陰陽自在な発声で多層の女性像を魅力的に描き出す、驚くべき才能』(音楽現代より)などと、絶賛された。また、コンサート活動も活発で日本国内のみならず、イタリア・ドイツ・オーストリアにてもリートリサイタルや各種コンサートに出演している。『飯田みち代 愛を歌う』『Michiyo Iida singt Richard Strauss und Alban Berg』(プライザーレコード)『前田佳世子歌曲集』などがリリースされている。二期会会員。

 

青木園恵(ピアノ)

京都華頂女子高等学校音楽科を経て 愛知県立芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業。大学在学中より演奏活 動を始めソロの他、声楽や器楽、オペラの伴奏など数々のコンサートに出演。現在も東海地方を中心に幅広く活躍中。これまでに木村幸子、奥本紀美子、岡田千秋、加藤美緒子の各氏に師事。愛知県立豊田東高等学校、修文大学非常勤講師。京都音楽家クラブ会員。


曲目



□第1部:レクチャー
「アルマ・マーラーの生涯」 前島 良雄
「マーラーとアルマ 愛と芸術の狭間で」 前島 真理
□第2部:コンサート 〜アルマ・マーラーの歌曲〜
5つの歌曲ー静かな町/父の庭で/心地よい夏の夜
      あなたのそばは安心/花の下を歩く
4つの歌曲ー夜の光/森の幸福/あらし/収穫の歌
5つのうたー讃歌/エクスタシー/悟り/讃歌/夜への讃歌


その他


公演チラシ   公演チラシ裏

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